hitajico 設立の経緯と理念

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hitajico 代表 松本健吾

なぜhitajicoを立ち上げ、何を目指しているかについて、ここに書き留めます。

2018年1月。
当時京大工学部3年生で機械工学を専攻していた私は、専門科目への興味が薄れてしまっており、イヤイヤ勉強する日々が続いていました。京大工学部の大学院進学率は90%以上ですが、「みんながそうするから」という理由で大学院に進んで苦しみながら更に2年間過ごすことが本当に嫌で、ほんとうに辛くて、進学の道から逃げようと決意しました。

しかし、そこは茨の道でした。
「なんで院にいかないの?」とか、「生涯年収が」とか、「文系就職は」とか、「エリートでしょ?」とか、「安定な人生」とか、同じことばっかり言われ、イライラする日々。

もっと、自分の人生を自分の頭で考えて決められる人になりたい!!

そう思って、「起業してやる!!」と周りに言えば、「お前には無理だ」「ビジネス経験あるのか?」「京大生のくせに、エリート街道を歩めばいいものを」というようなことも言われました。僕は自分を守るために、誰の言うことも聞かず、必死に無視しました。

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とはいえ、人と違うことをする決断をしたからには、自分でなにか行動しないといけない、、

でも、どうせ批判される。どうせ無理だ。自分には何の才能もない。どうして良いか分からない。そもそも自分が何をしたいのか分からなくなってきた。相談する相手もいない。どうしよう、どうしよう。

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それから、悶々とする日々が続きました。何を思ったか、梅田のビジネス交流会に行って、「僕はこんなにもイラストが描けます!仕事ください!」と主張しまくりました。
もちろん、ど素人の大学生なんか誰も相手してもらえません。

 

そんななか、姿勢調整師の 三原 雄一さんだけが、「君おもしろいね!京都でめっちゃおもろい人知ってるから3人で一緒に飲みに行こ!」と誘ってくださいました。

その飲み会で出会ったのが大野 丈さんでした。
大野さんは、「好きなことは何?」「なんで好きなの?」と私に質問しまくって、ひたすら自分語りさせてくださいました。

そうしているうちに、

えっ、自分って実はこんなこと考えてたの?!

当たり前と思ってたけど、これってそんな凄いことなの?!

「自分、したいことあるやん!」

という気づきがあって、非常にスッキリするとともに、心から感動していました。

不思議なことに、「なんでそう思うの?」という質問に答えているうちに、自分自身でも分からなかった「自分の大切にしている軸」の一端が見えてきたのです。

 

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こんなふうに深堀りしてくれる会、つくりたいです!

と言ったら、お2人から

「やったらええやん、まっちゃん!」

と言われ。しかし、自信のなかった私は、

でも、僕には無理です…」と、弱音を吐きました。

すると、

「そんなことないよ!闘ってる相手は幻想やで、まっちゃん!もうすでに2人の大人を味方につけてるなんてホンマにすごいことやで。やりたいことやるんは気づいた人の責任やから、やってみ!松本会な!松本会。いっとこー!!」

と言っていただき、その言葉が私を変えました。

 

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そういうわけで、その飲み会のあった2018年4月25日、大野さん、三原さんのお2人の力を得て、3人の小さいサークル「松本会」はできました。

その日を第0回松本会として、少なくとも2人は参加してくれる安心感のもと、僕の好きなように松本会を開催させてくださいました。

 

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「松本会」設立時。三原さん(左)、松本 (中央)、大野さん(右)

 

それから6か月が経ちました。

これまで月に1回のペースで、計6回の松本会を開催してきました。

かつて「多数派」から漏れ、否定され続け疲弊した心を、お2人が希望で潤してくれたように、私も目の前にいる人を全力で応援したい 。

その一心で、松本会改め、hitajicoを運営してきました。

累計参加者は37人まで増えて、職業も多様で

大学生・大学院生・主婦・姿勢調整師・営業マン・人事マン・VC社員・キャリアコンサル・講演家・デザイナー・シェアハウスマネージャー・古民家経営者などなど・・・

と、なんかすごいことになってきました。
そうやって人が増えて、会にやってきた人が応援され、それが次の応援につながっていく。
そんな雰囲気になりつつある気がします。

 

 【ひたじこ会のルール】

6回の試行錯誤で形作ってきた、自己紹介の会の内容とルールは、以下の通りです。

 

ひたじこ会(ひたすら自己紹介の会)の流れ
ひたすら自己紹介の会(ひたじこ会)の流れ

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 【hitajicoの役割】

何回かするうちに、ようやくhitajicoの真の役割というものが見えてきました。それは、

  • 今いるコミュニティの「価値観の多数派」から漏れ、まわりの「常識」に違和感を感じ、苦しい思いをしながらも、自信がなくて動けない人。

 

  • 今の自分に不満だが、自分が何をしたいのか分からず、モヤモヤしている人。

 

そんな人に対して、

多様なコミュニティから来た参加者どうしで自己紹介し合って、応援し合って、

新しく自分らしいコミュニティへと飛び出すきっかけをつくること。一言でいえば

「コミュニティの越境」をサポートすること

 

にあるのではないか、と考えています。

自己紹介サークル説明2
コミュニティはある価値観をもとに形成されるが、集まった人の価値観はそれぞれ異なる。しかし、そこで「価値観の多数派」に最適になるようにルール・常識が作られるので、どのコミュニティにも違和感をもつ少数派が生まれてしまう。しかし少数派は自信がなくてなかなか抜け出せない。
越境1
自己紹介サークルでは、あらゆるコミュニティからやってきた人たちが、自己紹介・自分語りしあって、新たな価値観や自分と出会い、自分らしいコミュニティの存在を知る。そして、自己紹介を通じて知り合ったメンバー同士で応援しあって、そこへの「越境」をサポートをしていく。

 

たとえば学生が社会に出るのも越境。

別のサークルに行くのも越境。

社会人が学生になるのも越境。

会社員が起業したり主婦(主夫)になったり別の会社に転職するのも、

起業家や主婦(主夫)が会社員になるのも、

子どもが学校をやめて働くのも、違う学校にいくのも、越境。

 

そんな「越境」を、自信もって踏み出す一歩を、サポートしていきます。

 

したいことに気づいてしまったからには、あとはやり続けることが私の使命です。

私の活動はまだ始まったばかりです。
みなさま、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします!

 

 

2018年10月27日

hitajico 代表

松本 健吾